■仕事を理解させる■~昇進人事の最大の失敗の原因~
おはようございます。
薄い雲の合間から光が射す川崎の朝、
これから陽射しは強くなり、モーレツな暑さになりそうです。
熱中症には十分にお気を付け下さい。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
人事に当たっては、
候補者と一緒に働いたことのある
何人かの人たちがどう見ているかを聞く必要がある、
とした。
そして、仕事の内容を理解させていないのであれば、
人事の失敗を本人のせいにしてはならない、
と続ける。
行うべきことを行わなかった自分が悪い、
ということとなる。
新しいポストにつけた者に対して、
何が求められていると思うかを聞き、
就任三か月後には、
それを書き出させなければならない。
ドラッカーは、
新しいポストの要求するものを考えさせないことが、
昇進人事の最大の失敗の原因である、
とする。
●とるべき行動
これまでに行った人事では、新しいポストが求めるものについて本人の考えを聞いたか?
●身につけるべき姿勢
部下に仕事の内容を理解させることを自らの責任とする。
「新しい仕事が新しいやり方を要求するというのは、
ほとんどの人にとって自明の理ではない。
私はこのことに自ら気がついたという人を知らない。」
~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」
(第4章 強みを生かす)
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