■CEOの報酬は青天井■~敵対的な企業買収~
おはようございます。
未明の高知はさらに暗く、
道路は既に雨に濡れています。
これから雨は上がり午後からは晴れそうです。
この週末は紅葉狩りには良さそうですね。
土曜日、良い週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
80年代になると、
GEをはじめとして各社は
「何としてでも利益を増やそう」
という決意のもと、
組織の改編に乗り出し、
マネジメント階層を減らし、
かつてない大がかりな人員削減を行った。
そしてドラッカーは、
数十億ドル規模の
敵対的な企業買収についても、
大きな問題だと見なしていた、
と続ける。
たいていは、
買収する側される側両方にとって、
メリットよりも
デメリットのほうが大きく、
何より困ったことに、
記録的な人員カットが行われるなか、
CEOの報酬が青天井で増えていった。
「1970年から90年にかけて、
その額はおよそ400%も増えたが、
他方、一般の働き手の収入は、
インフレ率を考慮すると
ほぼ横ばいにとどまっていた。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第3章 組織のほころび)
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