■戦略思考の代表格■~在任権は与えられない~
おはようございます。
高知の朝、今日も晴れてます。
昨日は坂本龍馬の187 回目の誕生日で、
同時に命日とされる日、
高知中央公園で龍馬生誕祭として
行事が行われたようですね。
平日夜でも結構賑わっていたようです。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
ドラッカーが生み出した
コンセプトのなかで例外的に
広く引用されているものは、
「MBO(目標管理)」だ、
とした。
そして、このMBOは戦後における
戦略思考の代表格とも評価され、
アンディ・グローブなどの
大物CEOからも
熱心に信奉されている、
と続ける。
それでもなお、
教科書の著者や
ビジネススクールの教授たちは、
ドラッカーの偉大さを
十分に認めようとしなかったとする。
トム・ピーターズと
ジェームズ・オトゥールが
ともに指摘しているように、
ドラッカーは数多くの本を
著したにもかかわらず、
MBAコースで
それらが使われる例はほとんどない。
そのピーターズは、
スタンフォード大学のMBAなど、
大学院で経営関連の学位をふたつ取得したが、
教科書や課題図書にドラッカーの本が
指定されたことは一度もない、
と述べている。
「オトゥールにいたっては、
『ピーター(・ドラッカー)は、
一流のビジネススクールからは、
決して終身在任権を与えられなかったでしょう』
とまで語っているのだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第2章 何よりも大切なのは学びである)
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