■「アメリカ株式会社」への憤り■~目先の利益の追求~

おはようございます。


予報通りの雨が降る高知の朝です。

夕方には止みそうですね。


気温は最高最低とも15度前後で、

うちで過ごすには適当な気温です。


今日は勤労感謝の日、

のんびりしましょう。


水曜日、良い休日をお過ごしください。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

CEOたちが「あまりに法外な報酬」を

得ていたため、

「アメリカ株式会社」に

深い憤りを感じていた。



そして彼らCEOたちは、

何万人もの従業員を解雇する一方、

会社の業績の良し悪しにかかわらず、

自分は何百万ドルもの給与や

ストックオプション(自社株購入権)

を手にしていた、

と続ける。




ストックオプションは

目先の利益の追求を招き、

望ましくない成果に

報いようとするものだ、

というのが

ドラッカーの考えだった。






「ストックオプション制度のもとでは、


 マネジャーたちはどうしても、


 長期的な利益を犠牲にして


 足元の利益を増やそうとするのだ。」




(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第3章 組織のほころび)


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