■独自領域を切開く■~尊敬を集めなかった~

 おはようございます。


東に浮かぶ雲が

茜に染まる高知の朝です。


ゴミ出しにはTシャツに

フリーズを羽織って丁度の

気温でした。

今日は一日晴れ、

気温はあまり上がらないようですね。


月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




クレイムズは、

ドラッカーは

数々の造語を生み出したが、

気の利いた呼称を考えることには

さほど熱心ではなかった、

とした。



そして、テイラーやファヨール、

メイヨーなどの思想家はみな、

経営学の講義概要に大抵顔を出すが、

ドラッカーは、

本人も早い時期に認めているとおり、

学界からは高い尊敬を集めなかった、

と続ける。



その理由については、

マネジメントの専門家たちが

思い思いの理由を述べているが、

『エコノミスト』誌の

ジョン・ミクルスウェイトと

エイドリアン・ウールドリッジによれば、

ドラッカーより若い世代の学者たちは、

マネジメントという

大きな枠組みのなかで

独自の領域を切り開いて、

大きな名声を手にしたという。



例えば、

マイケル・ポーターは戦略論の大家、

セオドア・レビットはマーケティングの泰斗、

という具合に。




「これとは対照的にドラッカーは、


 マネジメント全般を扱い、


 どれかひとつの領域に焦点を


 しぼったわけではない。」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第2章 何よりも大切なのは学びである)


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