■実行力に欠ける経営者■~ソニーとiPod~
おはようございます。
快晴の高知、
今日も一日晴れ、
気持ちのいい行楽日和となりそうです。
日曜日、良い休日をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは
古いもの、満足のいく成果を生まないものを
計画的に捨て去ってこそ、
新しい、有望なチャンスを追求できるのだ、
と言った。
そしてある事業が、
過去には利益をもたらしたが、
これからは苦戦が予想される場合、
この事業からの撤退を決断できないなら、
その経営者は実行力に欠けると
言わざるをえない、
と続ける。
ソニーの事例を取り上げ、
1970年代に
携帯型カセットプレーヤー市場に
ウォークマンを引っさげて
大旋風を巻き起こし、
実に20年にわたって
リーディング企業の座にあった、
とする。
「ところがやがて、
アップルの〈iPod〉が登場し、
人々のハートをわしづかみにする。
それでもソニーの上層部は、
長いあいだ自社への脅威を見くびっていた。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第2章 何よりも大切なのは学びである)
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