■社会に貢献するための存在■~避けることのできない副産物~

おはようございます。

うららかな陽射しの川崎の朝です。

桜のつぼみも、あと一週間、
準備万端のようですね。

----------------------












∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

病院の目的は、患者の病気を
治療することであり、
その目的を達成するためには、
看護婦や料理人を必要とする。

このことは、本来の目的とは
異なる諸々の問題を生み出す。

製鉄工場の目的は、
顧客のための様々な建築物や
機械器具などに使用される金属を
作り出すことであり、
その目的を達成するためには、
騒音を出し、熱を出し、煙を出し、
有害ガスを出す。

ドラッカーは、これら社会に及ぼす影響は、
組織の目的に付随して起こるもので、
多くの場合避けることのできない
副産物であるとする。


「現代の組織は、それぞれの分野において

 社会に貢献するために存在する。

 それは、社会のなかに存在する。

 地域のなかに存在する。

 隣人として存在する。

 そして社会のなかで活動する。

 そのために人を雇う。

 したがって、組織が社会に対して与える影響は、

 それぞれが自らの存在理由とする

 社会に対する貢献にとどまることがない。」


~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第4章 社会的責任 16社会的影響と社会の問題」























コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~