■権限と権力とは異なる。■~誤解と恐れ~

おはようございます。

青空が広がる川崎の朝です。
昨日は寒い一日でしたが、
今日は多少緩み、週末は春の気温になりそうです。

花粉がすごそうです。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



働く者は仕事に責任を持つことにより、
働きがいを得ることができる。

一方マネジメントは、
働く者に成果をあげさせることが責任である。

しかし、ドラッカーは、
マネジメントは、この責任に関しての課題を
直視することがないと指摘する。

そこには、「権限と権力の混同」と
「高度の要求への恐れ」という
2つの原因がある。

「権限と権力の混同」とはなにか。

マネジメントは、働く人たちからの
責任を持ちたいとの要求に対して、
それがマネジメント自身の権限を奪われると
誤解し抵抗感を持つのである。

この誤解に対して必要なことは、
”分権化”である。

権限を分けることにより、
働く者に主体的に成果を
あげさせることが可能となり、
トップマネジメントは
本来の仕事に専念でき、
責任を果たし、自らの成果を
より多くあげることができるようになる。



「権限と権力とは異なる。

 マネジメントはもともと権力を持たない。

 責任を持つだけである。

 その責任を果たすために権限を必要とし、

 現実に権限を持つ。

 それ以上の何ものも持たない。」

~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 14 人は最大の資産である」






















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