■会社全体の戦略■~テスコへの愛着心~

 おはようございます。


未明の高知、

東南の空に斜めに傾いた三日月が

周りには数々の星たちを

従えるように浮かんでいます。


澄んだ夜空、今日も晴れそうですね。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




クレイムズは、

テスコは苦境から抜け出すために、

いくつもの取り組みを何年も続けた、

とした。



そして、とりわけ大きな意味を持ったのは、

「TWIST」(Tesco Week in Store Together)運動で、

これは、マネジャーたちに

それまで経験したことのない仕事を与え、

より良い顧客理解を通して、

自分の仕事が会社全体の戦略と

どう関わっているかを

実感させようという運動だった、

と続ける。



この一環として例えば、

物流やITのマネジャーは

店内の在庫補充を担い、

CEOはレジ係として

お客さまに対応した。









「このほかにも


 いくつかの取り組みが功を奏して、


 お客さまの満足度が高まり、


 ひいてはテスコへの


 愛着心が強まった。」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第4章顧客の視点に立つ)

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