■努力を集中させる■~贅肉だけを落とす~

おはようございます。


晴天の高知の朝、

寒いです。


松の内は好天が続きそうですね。


火曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

大多数のマネジャーが

落とし穴に陥らないために

知らなければならない

八つの現実を示す。



その七は、

ヒト、モノ、カネの配分は

たいてい誤っている、

ということであった。




その八は、

業績を最大化するには、

一部の分野に努力を

集中させるということで、

企業は、あれもこれもやってみよう、

という誘惑に

負けてはいけないとする。



一握りの製品、サービス、顧客、市場などに

精力を注ぐべきで、

ドラッカーによれば、

これは数あるルールのなかでも

最も破られやすいものだという。



コストを削減するときも、

マネジャーは、贅肉だけ落とせばいいものを、

ともすれば人材を含めて

何もかもを少しずつ削ろうとする。




「すると、会社はたちどころに迷走をはじめる。


  マネジャーたる者は本来、


 もっとずっと戦略的な視点から、


 残すべき分野と、


 大鉈を振るっても企業力を損なわずにすむ分野を、


 区別する必要がある。」






(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第4章顧客の視点に立つ)

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