■もうひとつの現実■~組織のフィルター~
おはようございます。
未明の高知は晴れ。
日中も晴れそうです。
土曜日、良い週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
マネジャーは、
昇進すればするほど、
自分の時間は
さらに少なくなっていく、
とした。
そして、
組織の「囚人」になり、
次々と押し寄せる用事を
こなすだけで時間が過ぎていくため、
市場に目を向け
十分に理解しようなどとは、
考えるゆとりすらない、
と続ける。
もうひとつの現実については、
ドラッカーはこう述べている。
「経営幹部は組織にどっぷり浸っている。
・・・外の世界は、
ぶ厚いゆがんだレンズをとおしてしか
目に入ってこない。
それどころか、
外界の出来事を
肌身で感じる機会すらほとんどない。
組織のフィルターをとおして、
あるいは報告というかたちでしか、
知りようがないのだ」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第4章顧客の視点に立つ)
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