■景気はコントロールできない(1)■~政府による経済運営~
おはようございます。 朝から良く晴れた高知の空です。 早朝は涼しい空気ですが、 日中は真夏日になります。 熱中症にはくれぐれも気を付けましょう。 早い梅雨明け、夏本番に突き進みますよ。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』から ドラッカーは、 19世紀にはもちろん 1929年にいたってさえ、 政府による経済運営を 可能と見る者はいなかったと、 する。 そして、 政府による景気のコントロールを 可能と論ずる者はさらにいなかった、 と続ける。 上田さんは、 国家とその政府の仕事は、 通貨を安定させ、 税を低く抑え、 節約と貯蓄を奨励することによって、 経済発展のための「気候」を 維持することである、 とされていた。 「経済の「天候」つまり景気変動は、 それを引き起こすものが 国民国家の内部の出来事だけでなく、 世界市場の出来事でもあるという理由から、 一国内において何者かが コントロールできるものではないとされた。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 4 経済と教育のあるべき姿を探る)