■高齢化からはもはや逃れられない(2)■~高齢者が喜んで働く社会~

 おはようございます。


小雨で始まった高知の朝です。


この雨も間もなく収まり、

曇天の一日になりそうです。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『見えざる革命』から



上田さんは、

ドラッカーの『見えざる革命』が

高齢化社会に関する

世界で最初の文献だったことは

間違いない、

とした。



そして、

アメリカの経済学者

ケネス・E・ボールディングが、

雑誌「ジ・アメリカン・バンカー」

の書評欄においてドラッカーを、

「現代社会最高の哲人」と評したが、

世界中にたくさんの経済学者、

社会学者、政治学者がいて、

連日何かを論じているにもかかわらず、

その後今日にいたるも、

高齢化社会そのもののあり方について

真正面から論じたものは少ない、

と続ける。



さらに、

史上初めて定年なるものが定められたころ、

定年とされた年齢が、

当時の新規就業者の平均余命の

10年も先だったことを

誰も指摘しないとする。











「年金社会は高齢者が喜んで働き、


 それに報いることができなければ


 破綻するしかないことも指摘しない。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 2 時代の変化を捉えるために)


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