■自ら未来をつくる(2)■~何が起こったかを説明する理論~

 おはようございます。


肌寒い朝ですが、

陽が昇ると共に気温上昇、

日中は30度近くになりそうです。


気温さに注意しましょう。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『明日を支配するもの』から





上田さんは、

350年前デカルトに始まったモダンが

その役割を終えたということは、

部分最適の和が自動的に

全体最適につながると

無邪気に信じられた時代が

終わったということだ、

とした。



そして、

途上国、エネルギー、食糧、環境、

教育、年金、医療、格差等、

すべて部分に分解して解決できる問題ではなく、

全体を命あるものとして

捉えなければならないと続ける。



ドラッカーは、

そのような大転換期において、

既存の経済理論や経済政策は

たいして役に立たず、

社会理論さえ役に立たないとする。






「理論家に期待できることは、


 せいぜいがこの大転換期が終わった後、


 しかも終わって何十年もたった後で、


 何が起こったかを説明する理論を


 考えることぐらいである。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 2 時代の変化を捉えるために)


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