■誰が明日をつくるのか(2)■~普通の人たちの知識、洞察、先見能力~

 おはようございます。


雲の多い高知の朝です。


昨晩から涼しく、

今朝も過ごし易い気温ですが、

日中は曇っても30度を超えそうです。


水分補給、休養など熱中症に気を付けましょう。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『マネジメント・フロンティア』から



上田さんは、

20世紀には二つの大戦と大恐慌で、

大勢が死に、多くが破壊され

歴史に残る災厄が

それこそ10年ごとに

襲っていたとした。



にもかかわらず、

そのつど世界は立ち直り、

経済的、社会的、

さらには政治的にさえ、

一つの方向性と回復力を

取り戻してきたと続ける。



そして、

この奇跡にドラッカーは驚き、

しかも、その主役が政治家や

官僚や大学教授ではなく、

勤勉に働く普通の人たちであることを

明らかにしたとする。



ドラッカーは、

その普通の人たちの活力を引き出し、

社会を発展させる方法として

マネジメントを確立した。







「明日がどのような種類のものになるかは、


 組織に働く普通の人たちの、


 知識、洞察、先見能力にかかっている。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 2 時代の変化を捉えるために)

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