■すでに起こった未来とは(2)■~もとに戻ることのない変化~

 おはようございます。


急ぎ足の東京旅行、今日帰ります。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『すでに起こった未来』から



上田さんは、

未来学者が未来を予想しても無駄であり、

限りある身の人間にできることではない、

とした。



そして、

コンピュータが絵解きする

などという考えはあまり賢いとは言えず、

問題は、優れた予測家が予測さえしないことのほうが、

予測したことよりも常に重要であるという事実にある、

とする。



未来学者は予測したものが

どれだけ実現したかによって的中率を測るが、

社会生態学はすでに起こったことを見る。



ドラッカーは、

重要なことは、

すでに起こった未来を

確認することであるとし、

さらに続ける。









「すでに起こり、


 もとに戻ることのない変化、


 しかも重大な影響を持つことになる変化でありながら、


 いまだ認識されていないものを知覚し、


 かつ分析することである。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 1 いかに変化を知覚するか ポストモダンの作法)


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