■公私の利益のバランス(3)■~公共の利益への責任~

 おはようございます。


四万十源流のせいらんの里、

機会を得ておふくろを連れての一泊旅行です。



目の前には四万十川が静かに流れています。

この細々とした流れが、

やがて大河四万十に合流していくんですね。


テレビを備え付けていない宿、

地元のおばちゃん達の料理もおいしく、

のんびりくつろげました。


日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『マネジメント・フロンティア』から


上田さんは

組織の目的は組織の外に存在する

顧客と市場であり、

病院の業績とは、

満足した看護師ではなく

病の癒えた患者である、

とした。



そして、

企業の業績とは、

いかにそれが望ましいことであろうとも、

従業員の幸福ではなく、

製品に満足して再度注文してくれる

顧客であると続ける。



ドラッカーは、

新たな多元社会について、

次のような問題を提起する。









「すなわち社会が個々の


 パワーセンターによって構成され、


 それらのパワーセンターすべてが、


 共通の善ではなく


 それぞれ特定の目的にのみ関心を抱くとき、


 いったい誰が公共の利益に


 責任を持って取り組むのかという問題である。」





(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 3 誰が明日を担うのか)

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