■ビジョンが新たな歴史をつくる(2)■~一人ひとりの働く人間~

 おはようございます。


曇り空の高知の朝です。


これから降り始めそうですが、

強くも長くもなさそうです。


木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『創造する経営者』から



上田さんは、

企業家的なビジョンの基礎となるものは、

経済、市場、知識におけるいかなる変化が、

わが社の望む事業を可能とし、

最大の経済的成果を可能にするか、

との問いであるとした。



そして、

企業家のビジョンは、

限定された世界のものではあっても、

その多くが世の中に

実質的な影響を与える、

と続ける。



したがって全体として見るならば、

イノベーションを行う企業人こそ、

歴史家たちが認識しているよりも

はるかに大きな影響を

人類の歴史に与えるのだ。



歴史をつくるのは、

政治家、軍人、哲学者ではない。

一人ひとりの働く人間である。



ドラッカーは、次のとおり話す。



「未来において何かを起こすということは、


 新しい事業をつくり出すということである。


 新しい経済、新しい技術、


 新しい社会についてのビジョンを


 事業として実現するということである。」





(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 3 誰が明日を担うのか)


コメント

このブログの人気の投稿

■イノベーションの三つの心得(3)■~世の中を大きく変えるもの~

■距離を消滅させたeコマース(1)■~産業革命における鉄道~

■予期せぬ顧客が現れたとき(2)■~客がいなけりゃ話にならない~