■人事はトップの価値観を映す(2)■~業績のあがらない追従の世界~

 おはようございます。


高知の朝は曇り空で始まり。

さっきまで降っていた雨が、

道路を湿らせています。


日中は降らなそうですが、

夏日、蒸し暑い一日になりそうです。


日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『チェンジ・リーダーの条件』から



上田さんは、

人事は、マネジメントの能力、

価値観、真剣度合を白日の下にさらす、

とした。



そして、

人事とその基準、その動機までを、

いかに隠そうとしても無駄である、

と続ける。



人は、他の者がどのように報われるかを見て、

自らの態度と行動を決めるので、

仕事よりも追従のうまい者が

昇進するのであれば、

組織そのものが、

業績のあがらない追従の世界となる。



ドラッカーは次のとおり説く。





「人事に完全無欠はありえないが、


 限りなく10割に近づけることはできる。


 人事こそ最もよく知られた分野だからである。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 5 人を育てるための人事を実現する)


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