■技術のダイナミクスを理解せよ(4)■~企業家だけがよくなしうること~

 おはようございます。


曇り空の様で肌寒い高知の朝です。

さっきまで雨が降っていたようですが、

一日曇り空の様です。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『断絶の時代』から



ドラッカーは、

技術を通じて、

経済、社会、文化を動かすものが、

ビジョンで、

自動車産業、データ処理、新素材の例を示す。



データ処理については、

IBMの創立者トーマス・ワトソン・シニアが、

それが何であるかも知らずに、

コンピュータが普及する

40年前からそれを口走っており、

新素材は、それが現れる

20年以上前に話題になっていた。



上田さんは、

技術のダイナミクスを理解することによって、

われわれは技術、製品、産業の変化を予期し、

文明の変化まで予期できるかもしれないとする。



ドラッカーは、

技術のダイナミクスの分析は、

科学ではなく感覚でもないが、

分析ではあるとし、

さらに続ける。






「しかし技術だけの分析ではない。


 事実、技術だけの専門家が行いうることではない。


 それは企業家だけがよくなしうることである。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 1 いかに変化を知覚するか ポストモダンの作法)


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