■不要な階層を減らす(2)■~ミドルの増加は水ぶくれ~
おはようございます。
東の空がほんのり赤く染まり始めた
高知の朝です。
日中も晴れてさっぱりとした
初夏の気候になりそうです。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『実践する経営者』から
上田さんは、
あるグローバル企業が廃止した階層は、
情報の中継点にすぎず、
情報を集結し、増幅し、組み替え、
発信するだけのものだったとした。
そして、
階層の一つひとつが意思決定を遅らせるが、
情報量は情報の中継点、
つまり階層の数が一つ増えるごとに半減し、
雑音は倍になると続ける。
さらに、
今こそミドルの減量を開始するときだが、
一つの方法は補充しないことであり、
あるポストが空席になっても
自動的に埋めてはならないとする。
6か月から8か月の間、
そのポストを空席にして静観し、
補充への強い要求がなければ
そのままポストを廃止する。
「ミドルの増加の多く、
おそらくそのほとんどは
まったくの水ぶくれである。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 5 人を育てるための人事を実現する)
コメント