■明快さと単純さは異なる■~摩擦、浪費、不満、遅れ~

おはようございます。

どんよりした空気の漂う
川崎の朝です。

今日は原宿スーパーよさこい、
知人の四万十川のうどん屋が、
高知代表でうどん天下一決定戦に参戦する。
よさこいも熱くが、こちらも熱く応援しよう。

良い週末をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、
いかなる組織構造であっても、
組織として最小限持たなければならない条件が
7つあると続ける。

◆明快さ
◆経済性
◆方向づけの容易さ
◆理解の容易さ
◆意思決定の容易さ
◆安定性と適応性
◆永続性と新陳代謝


その1
◆明快さ
明快と単純は同じではない。
単純に見えて明快でないものがあれば、
複雑に見えて明快なものもある。

ドラッカーは、
二つの建築様式を比較しながら、
組織構造の明快さの必要性を説く。

≪ゴシック建築の教会≫
装飾や抽象的コンセプトが豊富で建築様式としては
極めて複雑だが、訪れる人にとっては、
キリスト教についての信仰や知識がなくても、
建物が宗教を目的としていることを明快に理解できる。
”複雑に見えて明快である。”

≪近代ビル≫
それ以上単純にできないほど単純化された
立方体の集積にすぎない。
しかし、案内図や標識なしに近代ビルから
外へ出ることは困難であり、
標識どおりに歩いてさえ迷う。
建築様式としては至って単純だが、
建築物として使用する人にとっては
明快ではない。
”単純に見えて明快ではない。”



「組織マニュアルの助けなしでは、

 自らの所属や行くべきところ、

 あるいは自らの位置がわからない組織構造は、

 無用の摩擦、時間の浪費、論争や不満、

 意思決定の遅れをもたらす。

 そのような組織構造は、

 成果をあげる助けとなるどころか障害となる。」


~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第7章 マネジメントの組織 33 組織の条件)
























































































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